トロン

評価
★★★☆☆ 3
公開
1982
製作国
アメリカ

作品概要

スティーブン・リズバーガー監督によるSF映画。コンピューター世界に潜り込んだ人間とAIコンピューターとの戦いを斬新なCG映像で描く。

スタッフ・キャスト

公開
1982年
製作国
アメリカ
監督
スティーブン・リズバーガー
脚本
スティーブン・リズバーガー
原案
ボニー・マクバード
製作
ドナルド・クシュナー
製作総指揮
ロン・ミラー
出演者
ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、デビッド・ワーナー
音楽
ウォルター・カルロス
撮影
ブルース・ローガン
編集
ジェフ・ガーソン

感想・レビュー(ネタバレあり)

ストーリーはあって無いようなものだけれど、映像は新鮮味があって良かった。今となっては35年前のレトロなデザインも、美しさは色あせていない。ヘリコプターにラインが入っているビジュアルが面白い。

Blu-rayで観たので音響が良かった。ゲームセンターで人々がざわつく声がいい具合に入っている。音楽には旧来のオーケストラも使用されていたようだけれど、すべてシンセサイザーに振り切ってしまっても良かったように思う。エンドロールのジャーニーの曲も時代を感じさせる。

電脳世界のコスチュームだと俳優の判別がつきにくかったのでもう少し分かりやすい印を入れて欲しかった(メイキングによると髪の毛は技術的な問題で出せなかったそうだ)。電脳世界に現実世界の人物の投影がそれぞれ出てくる理由が説明されないという台本が拙いので、電脳世界と現実世界で全く別の俳優を使うか、現実世界の人物ひとりひとりが電脳世界に乗り込むという設定が欲しかった。

子供向けの脚本のようにみえる割に大人でも理解しにくい台詞のやり取りがあってどっちつかず。なんだかよく分からないまま話が進んでいって、なんだかんだいって観客である自分が主人公や仲間たちを応援させられていたのでそこは良かった。

全体的に俳優の顔がB級テイスト。主演のジェフ・ブリッジスはコーエン兄弟作品「ビッグ・リボウスキ」「トゥルー・グリッド」の俳優だったのか。若い!

メイキングも全部観た。フィルムの個体差によって生じた明るさのムラをごまかすために電脳世界でひかりが明滅するようにしたとか、レンズの歪みでCGと人物がズレたとか、聞いてて面白い話がたくさん。