猿の惑星

評価
★★★★☆ 4
公開
1968
製作国
アメリカ

作品概要

ピエール・ブールの小説「猿の惑星」を原作としたフランクリン・J・シャフナー監督によるSF映画。

スタッフ・キャスト

公開
1968年
製作国
アメリカ
監督
フランクリン・J・シャフナー
脚本
マイケル・ウィルソン、ロッド・サーリング
原作
ピエール・ブール
製作
アーサー・P・ジェイコブス
出演者
チャールトン・ヘストン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンター、モーリス・エヴァンス、ジェームズ・ホイットモア、ジェームズ・デイリー、リンダ・ハリソン
音楽
ジェリー・ゴールドスミス
撮影
レオン・シャムロイ
編集
ヒュー・S・ファウラー

感想・レビュー(ネタバレあり)

子供の頃に観たきりだったので改めて観てみた。科学考証なんかはどうでもいいって感じでかなり大ざっぱ。墜落した星がたまたま人間が住める星でたまたま生物が生息していてたまたま人間そっくりな動物がいてたまたま英語を話している。予算的な制限からなのか人間と猿(と猿が乗っている馬)以外の動物は出てこないし、猿が洗練された文化を築いている割には個体数が少なく見えて違和感がある。台詞の掛け合いシーンが多くて、SFやアクションよりもドラマ性を重視しているようだ。物語のオチは知っているし、いわゆるディストピア作品なので観ていて切なくなってくる。ラストシーンはやっぱり良かった。

序盤のロケーション撮影は良くてカキワリ感がまったく無かった。宇宙船などのメカニックデザインは同年公開の「2001年宇宙の旅」に比べて遥かに劣る。うってかわって猿のキャラクターデザインや衣装デザインは素晴らしかった。何十年経っても色褪せない普遍的な美しさがあるし、親しみやすさやファニーな印象から愛されうるムービーキャラクターとして完成している。メイクも優れていて、顔の動きは自然だし細かな表情を表すことができるようになっているところも良い。