大いなる幻影

評価
★★★☆☆ 3
公開
1937
製作国
フランス

作品概要

スタッフ・キャスト

公開
1937年
製作国
フランス
監督
ジャン・ルノワール
脚本
シャルル・スパーク、ジャン・ルノワール
製作
アルベルト・ピンコヴィッチ(クレジットなし)、フランク・ロルメール(クレジットなし)
出演者
ジャン・ギャバン、ディタ・パルロ、ピエール・フレネー、エリッヒ・フォン・シュトロハイム
音楽
ジョゼフ・コズマ
撮影
クリスチャン・マトラ
編集
マルト・ユゲ、マルグリット・ルノワール

感想・レビュー(ネタバレあり)

物語や脚本が表すものも画的な美しさも今の自分には理解できていないかも知れない。捕虜たちが芝居をしている最中に速報が入って国家を歌い出すシーンに胸を打たれた。

収容所所長役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムが存在感を放っていた。身体に障害のある役ということで姿勢に特徴があるのだけれど、それがキャラクターに個性をもたらしていて面白い。ボアルデュー役のピエール・フレネーの演技や声も良かった。

主要キャラクターの将校たち捕虜が厚遇されていて、この手の作品にありがちな悲愴感はほとんど無かった。戦争物や収容所物は後続作品でさんざん揉まれて磨かれていっているので、今この作品を観ても物足りないと思うところもある。それらの作品もこの作品あってこそ作られ得たということか。

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