作品概要
「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督、「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン製作によるDCコミックスのスーパーマンを原作としたSFアクション映画。これまでのスーパーマンの実写映画シリーズとは世界を異(こと)にするリブート作品。
スタッフ・キャスト
- 公開
- 2013年
- 製作国
- アメリカ
- 監督
- ザック・スナイダー
- 脚本
- デヴィッド・S・ゴイヤー
- 原案
- デヴィッド・S・ゴイヤー、クリストファー・ノーラン
- 原作
- DCコミックス、(キャラクター創造)ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター
- 製作
- クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、デボラ・スナイダー
- 製作総指揮
- ロイド・フィリップス、トーマス・タル
- 出演者
- ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、アンチュ・トラウェ、アイェレット・ゾラー、クリストファー・メローニ、ラッセル・クロウ
- 音楽
- ハンス・ジマー
- 撮影
- アミール・モクリ
- 編集
- デヴィッド・ブレナー
感想・レビュー(ネタバレあり)
なぜこんなつまらない作品が出来てしまったんだろうと終始イライラしながら観た。SFやファンタジーでは「何ができて何ができないか」ルールを提示してからがスタートなのに、それをしておかないから何でもありでどうでも良くなってくる。宇宙のほうの死んだはずの父親が当たり前のように何度も出てくるから興が醒める。
脚本は粗だらけだし、ストーリーは暗くて主人公は陰気キャラ、作品にはユーモアが無いとくるとこれをどうやって楽しめばいいのか。ドラマ部分は質が低いから全部カットしても構わない。回想シーンが多すぎて眠くなってくる。地球側のお父さんは助けてやってくれ。劇中に音楽がずっと鳴っていて馬鹿みたいだった。主人公の顔は良かったと思う。CGは圧巻。
宇宙人は圧倒的強さで人間を下に見ているはずなのに、どの人間の個体を相手にするかによって態度を変えるのはおかしいんじゃないか。散々人が死んでいるのに「身内が助かったからハッピー」みたいな演出はいらない。