アビス

評価
★☆☆☆☆ 1
公開
1989
製作国
アメリカ

作品概要

「ターミネーター」「エイリアン2」のジェームズ・キャメロン監督によるSF映画。海底油田の採掘作業員バッドは妻リンジーと夫婦仲の問題を抱えていた。軍から遭難した原子力潜水艦の捜索を命じられたバッドたち作業員は、海溝「アビス」を経た海底深くで未知の生命体に遭遇する。

スタッフ・キャスト

公開
1989年
製作国
アメリカ
監督
ジェームズ・キャメロン
脚本
ジェームズ・キャメロン
製作
ゲイル・アン・ハード
出演者
エド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオ
音楽
アラン・シルヴェストリ
撮影
ミカエル・サロモン
編集
ジョエル・グッドマン、コンラッド・バフ

感想・レビュー(ネタバレあり)

全体的にB級映画のようなベタで軽くて浅いノリが蔓延っている。まずソフトが良くない。最も多く流通しているDVDに収録されているのが長尺の完全版のみで、画質はレターボックスなので最低レベル。ただでさえイマイチな映像が余計に汚く見えてしまう。

ジェームズ・キャメロンのような名監督がなんでこんな出来の作品を作ってしまったのか理解できない。人物同士の台詞の掛け合いがすべてわざとらしくて詰まらないし、それがきっと監督が目指したものなんだろうと考えると訳がわからなくなってくる。序盤から編集がひどくて観ていられなかった。この内容なら初見では長尺ではない通常版を観たかった。要らないものをバッサリ切ってくれたほうが見やすかったかも知れない。

潜水艦の探索で最初の死体が出てくるところや、初めて宇宙人と遭遇するシーンでの構図が好きではない。もっと驚かせてくれて、かつ美しい構図があるんじゃないのか。スリルを増幅させるための主観映像は良かった。潜水艇の浸水トラブルでの手ブレ映像が見にくかった。背後に敵が潜んでいるところ、背後から味方が助けに来るところなどは展開が読める。

俳優のキャスティングが良くない。ほとんどの俳優の顔と演技が今ひとつで、特に主演のひとりを演じたメアリー・エリザベス・マストラントニオがひどい。

音楽や音楽の使い方に時代を感じさせる。宇宙船のシーンでの音楽で興奮を煽るオーソドックスな演出は良かった。

そもそもプロットが良くない。謎の生命体と遭遇するという壮大なSF作品の中で、極限状態でおかしくなった人間一個人の奇行を相手にすることの何が面白いのか。

海底の映像はまったく美しく見えなかった。宇宙船は地上に出ないほうが神秘性を保てて良かったと思う。クラゲの様な宇宙人のデザインと色は良かった。

ジェームズ・キャメロンの作品一覧8

  • 殺人魚フライングキラー
    1981 アメリカ・イタリア・オランダ
    ★★★☆☆ 3
  • ターミネーター
    1984 アメリカ
    ★★★★★ 5
  • エイリアン2
    1986 アメリカ
    ★★★★★ 5
  • アビス
    1989 アメリカ
    ★☆☆☆☆ 1 レビュー
  • ターミネーター2
    1991 アメリカ
    ★★★★☆ 4
  • トゥルーライズ
    1994 アメリカ
    ★★★★☆ 4
  • タイタニック
    1997 アメリカ
    ★★★★☆ 4
  • アバター
    2009 アメリカ・イギリス
    ★★★☆☆ 3

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